自習用推薦教材 ~高卒認定対策~

国語

●『国語便覧』(文英堂、浜島書店、第一学習社など)
 実は国語便覧ほど便利なものはありません。文学史から古文法、漢文法、故事成語などおよそ国語に関して必要なものが全てつまっています。
●『演習入試漢字コア1800』(桐原書店)
 「国語力」の大前提は「漢字力」です。日本語では高度な内容は全て「漢字語」で表現され、語られ、書かれていますので、漢字を知らない人は高度な内容は扱えないということになりかねません。
●『入試に出る漢字』(代々木ライブラリー)
 「現代文に出る漢字」のみならず、「古文に出る漢字」「漢文に出る漢字」まで網羅してあり、入試対応力を高めてくれます。
●『書き込み式20日間完成 日本文学史(高校中級・上級用)』『書き込み式20日間完成 Q&A国文学史(書き込み式20日間完成 Q&A国文学史)』『発展30日間完成 文学史サブノート(発展30日間完成 文学史サブノート)』(日栄社)
 300~400円前後のとにかく安い日栄社の「廉価本」です。「文学史」は国語知識を底上げしてくれるので、しっかりとインプットしておきたいものです。
●『出口のシステム現代文 ベーシック編』『出口のシステム現代文 バイブル編』(水王舎)
 現代文読解に革命を起こしたのが出口汪(でぐちひろし)氏です。「日本語だから分かるし、そもそも現代文の勉強の仕方が分からない」と言われて来た分野に、明確な「方法論」を確立した功績は大きいと言えます。その後の現代文参考書は大なり小なり、その影響を受けていると言っても過言ではありません。
●『出口現代文講義の実況中継①』(語学春秋社)
 現代文の読解には大きく分けて「評論の読解技術」「小説の読解技術」の2つがありますが(「随筆」は両者の組み合わせ、「詩歌」はまた別分野)、まずこの2つをモノにすることが先決でしょう。「出口本」は数多くあるので、ここまでの3冊を基礎固めに使えばいいでしょう。
●『マドンナ古文単語230 パワーアップ版』(学研プラス)
 「マドンナ古文」シリーズの中で、最もよく使われているビギナー向け古文単語集です。
●『読んで見て覚える重要古文単語315』(桐原書店)
 イラスト、例文、解説が豊富で、古文単語集の中では使い勝手のいい部類です。「全国の高校でダントツの採用実績!」がウリです。
●『富井の古典文法をはじめからていねいに』(ナガセ)
 古文文法の導入用ですが、「読み物」としても使えます。
●『古文 基礎をしっかり固めるトレーニングノートα』(受験研究社)
 古文文法の基礎固め用です。
●『漢文 基礎をしっかり固めるトレーニングノートα』『基本漢文句法 基礎をしっかり固めるトレーニングノートα』(受験研究社)
 漢文の基本・句法の基礎固め用です。
●『新・漢文の基本ノート 句形演習』(日栄社)
 漢文の勉強をゼロから始める人向きで、漢文の句法を学ぶのに最適とされます。入試には詳しすぎるぐらい、中味が十分濃いのに、「廉価本」なので、おトク感があります。
●『これでわかる古文・漢文』(文英堂)
 コンパクトに古文と漢文の基本を押さえたものです。


社会

【世界史】
●『詳説世界史B』(山川出版社)、『世界史B』(東京書籍)、『新詳世界史B』(帝国書院)
 高校検定教科書は「最低限押さえておくべき知識」のスタンダードですから、ここに出ていなくて試験に出た問題は基礎を超えた事項として、その都度押さえていくとよいでしょう。
●『新詳世界史図説』(浜島書店)
 資料集は必要なので、自分が参照しやすいものを選ぶと良いでしょう。「新詳」は日本史の方が絶対化しています。
●『世界史図録ヒストリカ』(山川出版社)
 同時代の世界の状況を一望する上で資料集が有効です。学校配布のものがあればそれでもかまいません。
●『最新世界史図説 タペストリー』(帝国書院)
 資料集に関しては、帝国書院は山川出版社以上とされ、最近では教科書での評価も高まっています。タペストリーは図表の数が多く、解説もポイントをつかんでいます。
●『明解世界史図説エスカリエ』(帝国書院)
 「地図」の帝国書院なので、世界史を地理的に把握する上で便利です。タペストリーの簡易版的位置づけですが、内容はしっかりしています。
●『これでわかる世界史B』『理解しやすい世界史B』(文英堂)
 「歴史が苦手な人」のための教科書理解補助用です。
●『30日完成 スピードマスター 世界史問題集』(山川出版社)
 基本知識をなるべく短い時間で一通りインプットするための基本問題集です。
●『タテから見る世界史 パワーアップ版』『ヨコから見る世界史 パワーアップ版』(学研プラス)
 各国・地域史と同時代史はどこかでまとめ直し、整理する必要がありますが、そのためによく使われている本です。
●『流れがわかる 各国別・地域別世界史Bの整理』(山川出版社)
 各国・地域史をまとめてあるので、「調べ用」に使えます。

【日本史】
●『詳説日本史B』『新日本史B』(山川出版社)
 『詳説日本史B』はれっきとした高校検定教科書でありながら、唯一参考書として一般書店にも並ぶものです。「これ1冊で基礎はOK!」と言い切る予備校教師は数多くいます。これに出ていなくて、試験に出た問題は基礎を超えた事項として、その都度押さえていくとよいでしょう。ただ分野によっては記述が薄い所もあり、同じく教科書である『新日本史B』の方に詳しい説明が出ていたりします。
●『新詳日本史図説』(浜島書店)
 日本史資料集の中では定評のあるものです。小学校からこれを使用している所もあります。
●『図説日本史通覧』(帝国書院)
 最近めきめき評価を上げている帝国書院の資料集です。入試に必須で つまずきやすい土地制度について、古代~現代まで図化して完全整理するなど、分かりやすさは抜群です。
●『詳説日本史図録』(山川出版社)
 教科書の『詳説日本史B』とセットにして使えます。
●『詳説日本史史料集』(山川出版社)
日本史では「史料」問題が重要かつ難問化します。演習で「史料」問題にぶつかる度に、こまめに「史料集」で確認しておきたいところです。
●『新日本史資料集』(桐原書店)
 「史料集」も複数あると、調べる時に助かります。
●『これでわかる日本史B』『理解しやすい日本史B』(文英堂)
 「歴史が苦手な人」のための教科書理解補助用です。
●『超速!日本史の流れ』『超速!日本近現代史の流れ』『超速!最新日本文化史の流れ』(ブックマン社)
 日本史の「全体の流れ」を一気に把握するのに最適です。「読み物」として読んでおけば興味も湧くし、知識も整理されます。
●『30日完成 スピードマスター 日本史問題集』(山川出版社)
 基本知識をなるべく短い時間で一通りインプットするための基本問題集です。

【地理】
●『大学入学共通テスト 瀬川聡地理B講義の実況中継(1)系統地理編』『大学入学共通テスト 瀬川聡 地理B講義の実況中継(2)地誌編』(語学春秋社)
 地理の基礎事項を押さえるための基本書です。
●『大学入学共通テスト 地理Bの点数が面白いほどとれる本』(KADOKAWA)
 地理の基礎事項を押さえるための基本書です。『瀬川実況中継①②』をまとめて補強したものでもあるので、これ1冊でもかまいません。
●『村瀬の ゼロからわかる地理B 系統地理編』『村瀬の ゼロからわかる地理B地誌編』(学研プラス)
 地理の基礎事項を押さえるための基本書です。
●『合格講義! 系統地理編』『合格講義! 地誌編』(学研プラス)
 地理の基礎事項を押さえるための基本書ですが、より発展的です。
●『理解しやすい地理B』(文英堂)
 「調べ学習用」に使います。地理は教科書が使い物にならず、「絶対の1冊」がなかなか無い分野なので、複数の参考書を組み合わせて補う必要があります。
●『よくわかる地理』(学研)
 「調べ学習用」に使います。
●『マイベスト よくわかる地理』(学研プラス)
 「調べ学習用」に使います。
●『試験に強い!要点ハンドブック地理B』(文英堂)
 「まとめ用」のテキストですが、実によくまとまっており、知識確認に使えます。
●『新編標準高等地図』(帝国書院)
 地理の学習に地図帳は不可欠です。帝国書院は定番です。
●『新詳地理資料 COMPLETE』(帝国書院)
 写真やデータが豊富で、地理的情報に関してイメージを豊かにしてくれます。
●『30日完成 スピードマスター 地理問題集』(山川出版社)
 基本知識をなるべく短い時間で一通りインプットするための基本問題集です。

【現代社会】
●『現代社会』(東京書籍など)
 これは教科書です。倫理・政経の場合は倫理と政治・経済の2つの教科書が必要です。独学で学び始める人は教科書があった方が便利ですので(英語、国語などは教科書が使えません)、教科書卸問屋で入手します。一般書店では売っていません。東京ならJR総武線大久保駅(山手線新大久保駅でもOK)近くの第一教科書供給で買うのが一般的です。基礎事項は教科書でも十分カバーできます。倫理・政経と現代社会の範囲は一緒ですが、現代社会のレベルの方が易しめです。
●『大学入学共通テスト 現代社会の点数が面白いほどとれる本』(KADOKAWA)
 効率よく基礎事項を押さえていくための入門書です。
●『最新図説現社』(浜島書店)
現代社会は資料集が不可欠です。倫理・政経の場合は倫理の資料集と政治・経済の資料集と最低2種類必要になります。
●『20日完成 スピードマスター 現代社会問題集』(山川出版社)
 基本知識をなるべく短い時間で一通りインプットするための基本問題集です。倫理・政経の場合は倫理のスピードマスターと政治・経済のスピードマスターをこなすことになります。

【倫理】
●『倫理』(東京書籍など)
 これは教科書です。独学で学び始める人は教科書があった方が便利ですので(英語、国語などは教科書が使えません)、教科書卸問屋で入手します。一般書店では売っていません。東京ならJR総武線大久保駅(山手線新大久保駅でもOK)近くの第一教科書供給で買うのが一般的です。基礎事項は教科書でも十分カバーできます。
●『大学入学共通テスト 倫理の点数が面白いほどとれる本』(KADOKAWA)
 基礎知識ベース構築に使用すると良いでしょう。 
●『新編アプローチ 倫理資料』(とうほう)
 「資料集」は「調べ学習用」「補強用」として使用します。
●『最新図説倫理』(浜島書店)
 同じく「調べ学習用」「補強用」の「資料集」です。
●『詳解倫理資料』(実教出版)
 「調べ学習用」「補強用」の「資料集」です。
●『20日完成 スピードマスター 倫理問題集』(山川出版社)
 基本知識をなるべく短い時間で一通りインプットするための基本問題集です。

【政治・経済】
●『政治・経済』(東京書籍など)
 これは教科書です。独学で学び始める人は教科書があった方が便利ですので(英語、国語などは教科書が使えません)、教科書卸問屋で入手します。一般書店では売っていません。東京ならJR総武線大久保駅(山手線新大久保駅でもOK)近くの第一教科書供給で買うのが一般的です。基礎事項は教科書でも十分カバーできます。
●『清水の新政治攻略 政治のしくみと時事』(『清水の新経済攻略 経済理論と時事』(ナガセ)
 基礎知識ベース構築に使用すると良いでしょう。
●『最新図説政経』(浜島書店)
 政治・経済は資料集が不可欠です。
●『資料政・経』(東学)
 「時事」を調べるために使います。 ●『一目でわかる新政経ハンドブック』(ナガセ)
 「時事」も含め、ほぼ必要なデータが満載です。定番本です。
●『20日完成 スピードマスター 政治・経済問題集』(山川出版社)
 基本知識をなるべく短い時間で一通りインプットするための基本問題集です。


数学

●『陰山メソッド 徹底反復百ます計算』(ムック)
 小学校の頃から計算が苦手で、とにかく遅い、計算ミスが多いという人のやり直し向き用です。
●『宮本算数教室の教材 賢くなるパズル』(学研プラス)
 数学アレルギーがある人のやり直し用導入本として使えます。
●『5分で論理的思考力ドリル』(学研プラス)
 学校の勉強では身につかないが、社会に出ると必要とされる論理的思考力を5つの思考回路に分類し、問題構成を行なった画期的なドリルです。ソニーの研究所のエンジニアが中心となって設立したソニーグループの教育系事業会社ソニー・グローバルエデュケーションが作成しました。
●『これでわかる数学 中学1年』『これでわかる数学 中学2年』『これでわかる数学 中学3年』(文英堂)
 高校数学でつまずいている場合でも、「これでわかる」シリーズなどを使って、中学校数学からやり直しをかけていくと、意外にスムーズに数学力の再構築が出来ます。小学校算数までさかのぼらなければならない場合は、全てをやり直すというよりも、「割り算のルール」「分数・小数の計算」「単位の変換」「距離・時間・速さ」「原価・定価・売値」「食塩水の濃度」といった苦手な分野を集中的に復習・確認すれば大丈夫です。
●『数学Ⅰ』(東京書籍、数研出版、啓林館など)
 これは教科書です。独学で学び始める人は教科書卸問屋で入手します。一般書店では売っていません。東京ならJR総武線大久保駅(山手線新大久保駅でもOK)近くの第一教科書供給で買うのが一般的です。定評があるのは東京書籍と数研出版で、いずれも問題の数値設定からして評価されていますが、東京書籍の方がビギナー向けでしょう。啓林館も新課程導入に伴い、よく採用されています。教科書ガイドと合わせて使用します。
●『これでわかる数学Ⅰ+A』『理解しやすい数学Ⅰ+A』(文英堂)
 教科書のシンプルな説明に対して、より詳しい理解を求める時に役立ちます。


理科

【地学】
●『地学基礎』(東京書籍、数研出版、啓林舘など)
 これは教科書です。「独学で学び始める人は教科書があった方が便利ですので(英語、国語などは教科書が使えません)、教科書卸問屋で入手します。一般書店では売っていません。東京ならJR総武線大久保駅(山手線新大久保駅でもOK)近くの第一教科書供給で買うのが一般的です。授業で使っている場合は教科書ガイドがあると便利です。
●『スクエア 最新図説地学』(第一学習社)
 最近は地学の視覚化教材も充実してきました。見ているだけでも楽しくなります。
●『ニューステージ 地学図表』(浜島書店)
 昔からある視覚化教材です。
●『視覚でとらえるフォトサイエンス 地学図録』(数研出版)
 フォトサイエンスシリーズの地学も店頭で買えるようになりました。
●『青木の地学基礎をはじめからていねいに』(ナガセ)
 基礎知識を理解・整理するための基本書です。
●『地学基礎の必修整理ノート』(文英堂)
 書き込み式で基礎知識を固めるノートです。自学自習にぴったりの教材ですので、授業の復習・予習に最適です。
●『大学入学共通テスト 安藤雅彦 地学基礎講義の実況中継』(語学春秋社)
 基礎知識を理解・整理するための基本書です。
●『きめる! 共通テスト地学基礎』(学研プラス)
 基礎知識を理解・整理するための基本書です。

【生物】
●『生物基礎』(東京書籍、数研出版、啓林舘など)
 これは教科書です。独学で学び始める人は教科書があった方が便利ですので(英語、国語などは教科書が使えません)、教科書卸問屋で入手します。一般書店では売っていません。東京ならJR総武線大久保駅(山手線新大久保駅でもOK)近くの第一教科書供給で買うのが一般的です。授業で使っている場合は教科書ガイドがあると便利です。
●『視覚でとらえるフォトサイエンス 生物図録』(数研出版)
 「化学図録」と共に非常に評価されています。
●『ダイナミックワイド 図説生物』(東京書籍)
 視覚化教材は必携です。
●『リードLight生物基礎』(数研出版)
 生物の基礎を身につけるための基本演習書です。
●『高校これでわかる生物基礎』『理解しやすい生物 生物基礎収録版』(文英堂)
 ビギナー向け参考書に定評がある文英堂の「解説書」です。
●『田部の生物基礎をはじめからていねいに』(ナガセ)
 生物基礎に関して、これ以上の解説・説明がないほど充実した基本書です。
●『生物基礎の必修整理ノート』(文英堂)
 書き込み式で基礎知識を固めるノートです。自学自習にぴったりの教材ですので、授業の復習・予習に最適です。
●『チャート式 新生物基礎』(数研出版)
 教科書は詳しい説明に欠けることが多く、「なぜそうなるのか?」という疑問について、掘り下げて調べることができません。「調べ学習用」の参考書があると便利です。

【化学】
●『化学基礎』(東京書籍、数研出版、啓林舘など)
 これは教科書です。独学で学び始める人は教科書があった方が便利ですので(英語、国語などは教科書が使えません)、教科書卸問屋で入手します。一般書店では売っていません。東京ならJR総武線大久保駅(山手線新大久保駅でもOK)近くの第一教科書供給で買うのが一般的です。授業で使っている場合は教科書ガイドがあると便利です。
●『視覚でとらえるフォトサイエンス 化学図録』(数研出版)
 化学に実験はつきものですが、家では実験ができないので、こういった図録が必要になります。
●『ダイナミックワイド 図説化学』(東京書籍)
 視覚化教材は必携です。
●『リードLight化学基礎』(数研出版)
 化学の基礎を身につけるための基本演習書です。
●『チャート式 新化学基礎』(数研出版)
 教科書は詳しい説明に欠けることが多く、「なぜそうなるのか?」という疑問について、掘り下げて調べることができません。「調べ学習用」の参考書があると便利です。
●『これでわかる化学基礎』『理解しやすい化学 化学基礎収録版』(文英堂)
 ビギナー向け参考書に定評がある文英堂の「解説書」です。
●『化学基礎の必修整理ノート』(文英堂)
 書き込み式で基礎知識を固めるノートです。自学自習にぴったりの教材ですので、授業の復習・予習に最適です。

【物理】
●『物理基礎』(東京書籍、数研出版、啓林舘など)
 これは教科書です。独学で学び始める人は教科書があった方が便利ですので(英語、国語などは教科書が使えません)、教科書卸問屋で入手します。一般書店では売っていません。東京ならJR総武線大久保駅(山手線新大久保駅でもOK)近くの第一教科書供給で買うのが一般的です。授業で使っている場合は教科書ガイドがあると便利です。
●『視覚でとらえるフォトサイエンス 物理図録』(数研出版)
 「フォトサイエンス」シリーズでは、「化学図録」と「生物図録」が高い評価を得ています。「物理図録」も揃えていいかもしれません。
●『リードLight物理基礎』(数研出版)
 物理の基礎を身につけるための基本演習書です。
●『チャート式 新物理基礎』(数研出版)
 教科書は詳しい説明に欠けることが多く、「なぜそうなるのか?」という疑問について、掘り下げて調べることができません。「調べ学習用」の参考書があると便利です。
●『物理の勉強法をはじめからていねいに』(ナガセ)
 マンガで描かれた物理のポイントです。ものすごく分かりやすく、物理の勉強を開始する前に読んでも、物理の勉強がある程度進んでから読んでも、効果は絶大です。
●『高校これでわかる物理基礎』『理解しやすい物理 物理基礎収録版』(文英堂)
 ビギナー向け参考書に定評がある文英堂の「解説書」です。


英語

●『これでわかる英語 中学1年』『これでわかる英語 中学2年』『これでわかる英語 中学3年』(文英堂)
 文英堂はビギナー向け参考書に強みを持つ出版社ですが、特に『これでわかる英語 中学1年』は「発音記号」の説明が丁寧なので、助かります。中学校では「発音記号」を最初に教えることもなく、英語の勉強をどんどん進めてしまうため、発音問題がネックになって学習が進まないことに気付かない場合があります。
●『世界一わかりやすい英語の発音の授業』(KADOKAWA)
 予備校で英語の授業の初めに、90分講義×6回を費やして「発音」の授業に当てている有名講師関正生氏によるものです。外国語学習において、発音のコツをつかむことは非常に重要なのですが、従来の英語学習においてはやや軽視されていた分野だと言えます。本当は「聞く」と「話す」の訓練は車の両輪で、聞き取れないものは発音できませんし、発音できないものは聞き取れないものです。
●『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(ペレ出版)
 中学レベルのやさしい文型と単語・熟語だけでたくさんの英文をスピーディに作る「瞬間英作文」トレーニングで、英語が「ばね仕掛け」で出るようになる「英作文回路」を作ることを目指すものです。非常に反響を呼び、シリーズ化されています。
●『ターゲット1000』(旺文社)
 ターゲットは「体育会系」の単語集です。「ダッシュ50本!つべこべ言わず、とにかくやれ!」みたいな所がありますので、機械的反復作業が苦にならない人向けです。
●『速読英単語入門編』(Z会出版)
 速読英単語は「読み物系」の単語集です。ターゲット的な無味乾燥さが耐えられない人が多く使っています。たくさん文章を読んで、「生きた単語」として理解とインプットを図る方式です。
●『システム英単語Basic』(駿台文庫)
 最新の入試問題のべ8000回分を分析し、入試基本語1500語を収録してあります。駿台の推奨英単語集です。
●『データベース3000 基本英単語・熟語』(桐原書店)
 長文あり、CDあり、分野別単語ありの総合的単語集です。「いいとこ取り」ですね。
●『DUO3.0』『DUO select 厳選英単語・熟語1600』(ICP)
 基本語彙をカバーするべく作り込まれた最少例文を覚える、「例文形式」の決定版です。現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語を重複なしで560本の英文に凝縮させており、無駄がないことが特徴です。 『DUO select 厳選英単語・熟語1600』はそのピックアップ版です。大学受験のみならず、海外留学まで視野に入れることができるでしょう。
●『Forest』(桐原書店)
 従来の辞書的な文法書とは打って変わって、丁寧でかつ無駄がなく、効率的に説明がされています。口語ではこういう形になっているなど、現在の状況もふまえており、基礎から一通り文法を押さえるという点では実に使いやすい参考書です。
●『トレーニングノートα 英文法』(受験研究社)
 わずか60ページ余りのビギナー向け問題集ですが(とにかく薄い!)
、基本的な文法事項を必要最小限押さえることができます。2~3週間で全部終わることも簡単にできるでしょう。文法は一通り押さえなければなりませんが、かといって詳しくやりすぎるときりがないため、最初はなるべくペラペラのものを使うと便利です。
●『NEXT STAGE英文法・語法問題』(桐原書店)
 英文法問題集に関しては桐原書店に圧倒的な強みがありますが、これもその1つです。大学入試で必要な文法知識をまとめるのに役立ちます。上位難関大学狙いなら90%は死守したいところです(後半はだんだん難しくなるので80%死守)。
●『POWER STAGE英文法・語法問題』(桐原書店)
 定評のある『NEXT STAGE英文法・語法問題』(桐原書店)の著者による新版です。構成は『NEXT STAGE英文法・語法問題』と同じですが、英文読解力」、「英作文力」についても力が身につくように工夫がしてあります。
●『即戦ゼミ8 基礎英語頻出問題総演習』『即戦ゼミ11 英語頻出問題入門演習』(桐原書店)
 大学受験を考えているなら8、基礎に不安があれば11からの開始となります。
●『大学受験スクランブル総整理 基礎英語総合問題演習』『大学受験スクランブル総整理 英語総合問題演習』(旺文社)
 文法事項の再確認用です。基礎が弱ければ基礎レベルからの開始となります。
●『必修英文問題精講』(旺文社)
 「あらゆるジャンルの読み物による総合的読解力養成主義」を特徴とする「旺文社流」の基礎本です。
●『必修長文問題精講』(旺文社)
 大学受験まで見据えて準備したい人向けです。